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久美かおりさん ライブラリー

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100発100中 黄金の眼

黄金の眼

『100発100中 黄金の眼』
(1968年3月16日〜26日公開)
監督 福田純さん 脚本 都築道夫さん 小川英さん 福田純さん 音楽 佐藤勝さん

(品番)TDV18224D

(渋谷東宝・興行成績)動員5896人 興収2067千円

 主題歌『ゴールデン アイ』


宝田明さんが演ずるアンドリュー星野が活躍する、痛快娯楽アクション映画『100発100中』の続編。
久美さんは、主題歌『ゴールデン アイ』(作詞/谷川俊太郎さん 作曲/佐藤勝さん)を担当。
佐藤勝さんは自著の中で、新人発掘のためライブハウスを回ったと述べています。
1968年2月7日に東宝撮影所サウンドステージで録音をしたそうですが、その場で歌ったのでしょうか?

なお、久美さん本人は出演していませんし、タイトルにも名前は出てきません。
劇中の沢知美さん(歌手・ミツコ役で出演)のように歌う姿を撮影して、本編に入れて欲しかったです。

主題歌はオープニングとラストに流れますが、微妙に違います。

まずは、オープニング。
必死に何かから逃げる男。その姿が静止画になると同時に久美さんのヴォーカルが入ります。

そして、ラスト。
アンドリュー星野(宝田明さん)とルビー(前田美波里さん)が旅立とうとするところ。
車で高速道路を走る2人の姿から、フライト中の旅客機のカット(ここで、本編は終わる)まで。

このエンディング・ヴァージョン(M27)は、オープニング・ヴァージョンでは歌われる最後の歌詞

♪ Stop thinking、stop running、to live

が、歌われずに終わっています。

  また、スキャットのみの主題歌・変奏ヴァージョン(M17)もあります。
アンドリュー星野とルビーが、東京〜箱根間のラリーに参加中のミツコ(沢知美さん)を、
シトロエン2CVに乗って追いかけるシーンで流れます。

前作『100発100中』(1965年12月公開)で、主題歌『100発100中』を歌ったのは布施明さん。
この時はシングル盤として、キングレコードから発売されました。作詞は岩谷時子さん、作曲は佐藤勝さん。
本編にも、布施さんの名前はキチンと出てきます。
しかし今作の主題歌は、発売されませんでした。

理由は不明ですが、主題歌の詞が英語であることや、
主題歌のイメージと、渡辺プロが考えた久美さんを売り出す戦略・路線が異なったからではないでしょうか。
また今のところ、主題歌を歌った事について書かれた当時の雑誌・新聞記事は見つけられませんでした。

監督の福田純さんは、主題歌についてこう語っています。

(聞き手) 一作目の音楽も快調だったですが、プロデューサーの貝山知弘さんが音楽に詳しい方だったせいか、
      二作目も音楽は素晴らしかったですね。

 福田   うんそうね。確かに彼はそういうセンスを持ったプロデューサーだったね。

(聞き手) 主題歌(「ゴールデン アイ」)がシャれてますよね。
      谷川俊太郎さん作詞の英語版で本家007にも負けてないんじゃないですか。

 福田   これは佐藤勝が指示して作詞してもらったのかなぁ、忘れちゃったけど。
      こういうテーマ曲を作る時、佐藤勝は割と売れてポピュラーな人は使いたくない訳で、
      これから(売れて)行きそうな人を聴かせてくれるね。(略)

                              『東宝映画100発100中! 映画監督福田純』より

映画音楽の巨匠に認められた久美さんの素晴らしいヴォーカルは、CD『星のプリンス コンプリート・コレクション』
(CDSOL−1562)に収録されています。
オープニング・ヴァージョンは、DVDビデオでお楽しみ下さい。

  参考資料

(編者名は敬称略)